2015/02/23

C 11

C11

Alt-Tegel 近っ!以前訪れたA10の近く。この散歩は地図の端が当たろうと何があるかな?どんな場所だろう?と想像するのが楽しい。むしろ、散歩に行く前のワクワク感が醍醐味といっても過言ではない。でも今回は以前訪れた場所の二マス下。街中だったら知ってる所でも何かしら見どころがあって飽きないだろうけど、郊外の住宅地で同じ区域はだいたい想像がつく。しかし当たった数値には前に訪れた森の南方が入ってて、またキノコが採れるかも(訪れたのは10月)と思ったのが唯一私達のモチベーションをあげました。ということで、きのこ狩りセットを持って出発!

 

Alt tegel 01

駅名の表示看板と黒いベンチが一体化している。マットなスチールで出来てる駅名とか、さりげなくお洒落。ドイツの工業デザインには本当一目おいてます。

 

Alt tegel 02a

左右で色の違うタイルの壁。珍しくグラフィティーも広告もない!一見殺風景だけど、建築家の意図が分かる気がする。

 

Alt tegel 03

 

 

Alt tegel 04a

重要文化建築になっている建物。この建物、以前見た出版社の建物と同じ建築家によって設計されたものらしい。青空に茶色の煉瓦が映えて綺麗だった。

  

Alt tegel 05

 

 

Alt tegel 06

小さな古い駅。調べると、ベルリンが4カ国によって分割、統治された時にフランス軍が建設した軍用駅。

 

Alt tegel 07

 

Alt tegel 08

 

Alt tegel 09

 

 

Alt tegel 10

この日はお天気が良く暖かかったので、店先でたくさんの人がお茶していた。ここら辺は店のディスプレイや看板が懐かしい感じなんだけど、お茶してる人々もどこか懐かしかった。

 

Alt tegel 11

 

Alt tegel 12

 

Alt tegel 13

 

Alt tegel 14

Freie Scholle Siedlung 日本の団地とは趣が違う計画住宅地。1895年に設立され今では1500世帯もあるのだそう。色んな建築家により設計され、その中の一画にあるブルーノ・タウトが手がけた住宅群。重要文化建築にはなってるけど世界遺産のではありません。

 

 

Alt tegel 15

 

  

Alt tegel 16

トリビアな話だけど、ここの住宅地計画を発案したのはグスタフ・リリエンタールという人で、彼のお兄さんは航空パイオニアで有名なオットー・リリエンタール。前々回訪れた散歩で公園の中にぽつねんと立っているお兄さんにお会いしたことがある。



Alt tegel 17

 

Alt tegel 18

 

Alt tegel 19

 


Alt tegel 20

 

Alt tegel 22

Pffering=アンズダケだ!と思い採集。ちなみに後で調べたら、まぎれもなくFalscher Peffering(Hygrophoropsis aurantiacaという似非アンズダケでした。ドイツ語では食べてもいいけど人によっては中毒症状を起こすと書いてあるし、日本語だとヒロハアンズダケといって食用かどうか不明、もしくは毒きのことして書かれてるのでやむなく処分。でも誰もいない静かな森で、この鮮やかな色のきのこを見つけるのは楽しかった。

 

Alt tegel 23

Schloss Tegel テーゲル城 お城というよりはお屋敷って感じだけど、ここはベルリンにあるフンボルト大学を創設したヴィルヘルム・フォン・フンボルトが住んでいたところ。

 

Alt tegel 24

弟アレキサンダーは博物学者。貴族で兄弟そろって知識人。日本でいうと誰かな?

 

Alt tegel 25

お城の近くにDicke Marie =太っちょマリーという、樹齢900年以上のベルリン最古の木があるというのでそれを見にいく。そもそもその木はフンボルト家の料理人マリーにちなんでフンボルト兄弟が小さい時に名付けたもの。たぶんマリーさんがふくよかだったんでしょう。

 

Alt tegel 26

太い幹の中は空洞で支柱が組まれているほど立派な樹で、他の訪問者も写真を撮っている。太っちょマリーも見たしそろそろ帰ろうかと思ったら、フィリップが最古の木はこれじゃないと言い出す。調べるともうちょっと先にあるらしい。もう日が暮れはじめてたので私はどっちでもいいやと思ったけど、せっかくここまで来てるんだから本当のベルリン最古の木を見たいということで探し始める。

 

Alt tegel 27

一頭の子牛が柵を越えて草を食べにきてた。ん?待てよ。なんで柵を超えられるんだ?視界も狭くなってたのでイマイチ境界線のワイヤーが見えず、私達が私有地と思われる場所を歩いてることに。戻ろうと提案したけど森の中へ繋がっている道を見て”太っちょマリーはこっちの方だし、道が森へ続いてるってことは公道だよ”と、今思えばなんの理由にもなってない返答を信じ森の中へ。

 

Alt tegel 28

森の中は日が遮られかろうじて道が見えるくらい。道幅はどんどん狭くなっていき、とうとう目の前にフェンスが現れ行き止まり。もう~やっぱり引き返せば良かったんだよぉと泣きが入りはじめた。でもフェンス沿いの草の中に人が歩いた形跡があるのでそれを頼りに歩いていったら、フェンスの向こう側に人が行き来しているのを発見!どうやら水辺の歩道に辿りついたらしく、無理矢理柵を乗り越え歩道へ。

そしてやっと念願の最古の木も見たけど正直さっき勘違いした大木と変わりない・・・。私には不安になりつつあぜ道を歩いていた時、放牧地の片隅に一本だけすっと背筋を伸ばし生えていたきのこのほうが記憶に残ってる。写真を撮る心の余裕なんてなかったけど、今でも目にやきついている。

  

Alt tegel 29

 

Alt tegel 30

水は人を落ちつかせる・・・。

 

Alt tegel 31

この橋も重要文化建築に登録されてる。暗闇にほのかな明かりを灯し、映画のセットみたいですごく情緒のある橋だった。

  

Alt tegel 32

たとえ一度訪れた場所の近くでも何かしら発見がある。最初のワクワク感は少ないけどつまらないことは絶対にない。

でも森の中で行き止まりに出くわしたときは一人じゃなくても不安だったなぁ。どうやら私達、本当に私有地を歩いてきたみたい。

 

 

2014/12/28

O 21

12 O21

Alt Treptow ご近所が当たった。普段の散歩でもよく行ってるので正直ワクワク感はない。でもそれなりに面白いところはあるので、今回はそれを見つつもう少し先まで行ってみることに。

 

Ostkreuz Ruin01

この中途半端に放置された手前と右奥に見える廃墟建物。以前はここ一帯がガラス瓶製造工場だったらしく、その一部であるこのニ練だけが残っている。たまにこの空き地に移動サーカスがやって来て象やアルパカがいたり、若者が廃墟で宴をしたりと程よい使い心地が気に入ってるんだけど、廃墟の横は建設ラッシュ。新興住宅がガンガン建ちはじめてる。

 

Ostkreuz Ruin03

 

Ostkreuz Ruin06

 

Ostkreuz Ruin04

 

Ostkreuz Ruin07

 

Ostkreuz Ruin13

建設ラッシュの一角、この建物はFlaschenturmといってビールを瓶につめる作業をした工場だったらしい。長いこと廃墟になってたみたいだけど、私がここに越してきたばかりの頃ちょうど改築中だった。今はと~っても高級な集合住宅になっております。

 

Ostkreuz Ruin08

こっちの廃墟は工場の事務所だったもの。よく見たら建物の端が崩れかけてて、いよいよ解体!?重要文化財として保存は?と思ったら、この崩れた部分は全て撮影用に造られたもの。

 

Ostkreuz Ruin09

裏に廻ると外壁がカキワリだと分かる。すごーくよく出来てて本家と一体化してる。おじさんがグラフィティーを塗り直してたり、かなり手の込んだセット作り。なんのセットか気になるので調べたけど残念ながら手がかりなし。

 

Ostkreuz Ruin10

椅子に座ってる人、監督さん?

 

Ostkreuz Ruin11

廃墟の周りがじわじわと整備されつつあるので、この雰囲気がなくなるのも時間の問題かと危惧している。でも建物自体は2練とも重要文化財に登録されてました。少なくとも建物は残るけど、いずれこの周りに新しい住居が建てられるのかな?

 

Soviet War Memorial01

 

Soviet War Memorial02

ソビエト戦勝記念碑 数年前、友達夫婦が日本から訪れてくれた時にここを案内したんだけど、季節は12月。どっぷり暗く寒い時期でちょっと雰囲気重すぎたかな?もっと楽しいところに連れてってあげれば良かったなと思う。でもベルリンで楽しい所ってどこ?よく考えるとこの街の見どころって戦争に関連してるものが多いから、名所ほど重い歴史に触れることになる。でもこの日は秋晴れの暖かい日で、同じ場所でも雰囲気が全く違った。

 

Soviet War Memorial03

 

Soviet War Memorial04

自転車で市内巡りをするツーリスト達。ここも一応観光スポットの一つなんだろうな。

 

Soviet War Memorial05

 

Soviet War Memorial06
 

Soviet War Memorial07

 

Soviet War Memorial08

 

Treptow Park01

 

Sternwarte01

Archenhold Sternwarte 長い天体望遠鏡がある天文台。サイトを見ると同じ種類で現存している物の中では地球一長い望遠らしい。世界一でなく”地球一”って書くこだわりが面白い。

 

Sternwarte03

 

Sternwarte04

 

Sternwarte05

手前のカップラーメンの容器で作ったような模型はおいといて、その後ろにあるのは月球儀。実は欲しかったりする。

 

Spreepark 01a

ベルリンの廃墟の中でも特に有名なシュプレーパーク遊園地。すごい、日本語での情報がある!

 

Spreepark 02

ベルリンが特別なのか、私から見ればどこの廃墟も管理がいい加減。野ざらし状態のものが多い。この遊園地に関しては、以前の柵なんてあってないに等しいほどお粗末な物だったから出入り自由な感じだった。春頃から新しい柵を作りはじめ今では園の周り全てが囲まれたけど、8月に酔っぱらった若者による放火で火災が起こり一部焼失。廃墟をこっそり訪れるのが魅力的なのは分かる。だからこそ火災なんか起こさないで欲しかったなぁ、このバカたれが。

 

Spreepark 03

あの機関車で廃墟の園内を一周できたのが懐かしい・・・。

 

Spreepark01

ここでイベントがあった時に、偶然立ち寄って撮った園内の写真。

 

Spreepark02

 

Spreepark03

 

Spreepark05

以前は月一だったか?公開日があり、園内ガイドツアーもあったけど今は中に入れない。でもこれは火災のせいでなく市がここを買い取ったからで、目下跡地をどうするか検討中。ここまで大規模でなくてもまたレジャー施設にするという案が濃厚だけど、どうなることやら。

 

Treptow Park03

 

Treptow Park04

 

Alte Treptow01

この橋、今は歩道橋だけど以前は鉄道だった場所。

 

Alte Treptow02

元線路だったところが遊歩道になっている。このまま進むと終発駅だったゴーリッツァーバーンホフ公園へ自然と入る。ここを走ってた鉄道は1866年に設立されたもので、以前はウィーンまで運行してたらしい。写真に映ってない反対側は寸詰まりで遊歩道としては続いてないんだけど、なんか今立っているこの道が昔はウィーンまで続いてたのかと思うとワクワクする。

 

Alte Treptow03a

少し高台になってる地形や緩いカーブが線路だった頃の面影を残している。まだこの部分は旧東だけどもう少し先へ行くと運河があり、そこが戦後の元国境。運河にかかってる橋を渡ると旧西側クロイツベルク地区へと入る。今は普通に歩けるしここから公園まで5分もかからないけど、昔は渡ることができなかったんだなぁと思うと、これまた感慨深くなる。

遊歩道の両側に見える住宅街の雰囲気が変わっていくのを見るのも楽しいし、この道一つとってもこんなに歴史があって近所の散歩道では一番好きなところかも。公園の周りにはたくさんのカフェがあり活気ある場所なんだけど、それはまたいつか。その区域がクジで当たったら出向こうと思う。当たるかな~。

日も陰ってきたし家へ帰ることにする。