12年ぶりのロンドンへ小旅行。たった数日の滞在で、そのうちの数時間を運にまかせて歩くのは私達にとって一番の観光。ガイドブックの表紙裏に市内地図が載っていたので、そこから数値を割り出すことに。当たったのはCamden Town・・・。このがっかり感はなんなんだろう。どっちにしろガイドブックに載ってる地図は街中だけなので何処が当たろうと観光地だろうけど、よりによって中高生のメッカが当たるとは。でも引いてしまったんだから仕方がない。
地下鉄ホームに降りたら早速修学旅行生の点呼に遭遇。一列に並んで!って先生声張り上げてる。ガタイの良い生徒達も面倒くさそうに並んで・・・って、アレ?なんで先生の言ってること理解できるんだろうと思ったらドイツ人だった。たぶんCamden Townで誰が迷子になるって先生よね。それに高校生だったらもう点呼いらんのではないか?
マーケット手前に運河と水門があって、船がちょうど入ってきたところだった。名前もCamden "Lock" Marketだし、もともとは運河がメインだったんだろうね。
鮮やかな緑色の苔の壁!
ちょっとアメ横みたい。
Camden Marketを抜け住宅街へ入っていく。"げつよう散歩"っぽくなってきた。
次の駅へ辿り着いた。これより先にも行こうと思ったけど、好奇心より空腹すぎて気力がない。今まで通ってきた道には色々お店があったので戻ることに。
このコーヒー屋さんだけ、店構えも店から出てくるお客さんもジェントリフィケーションの雰囲気が漂う。
Risotto ballsの看板に惹かれ、このお店へ入ることに。
見た目美味しそうだけど、残念ながら味はイマイチ。
部屋探しの貼り紙。シェアハウスの一部屋で600ポンドまでなら払うって。高っ!でも東京やニューヨークも似たようなものかな?
また水門に出くわし船が通過するところだった。後で写真を見たら、ストップモーションの映像でも作るつもりなのかってぐらい大量の写真を撮ってた。小さな子供が橋の上から電車をず〜っと見てる気持ちと同じだわ。
曇り空はいかにもロンドンっぽかったな。カムデン・マーケットから一歩外れると一気に普通の生活、しかもどちらかというと低所得者層の住宅街って感じだったけど、食べ物屋で見た部屋探しの貼り紙みてびっくり!ロンドンってやっぱり物価高いのね・・・というより単にベルリンが安いのか。未だにアーティストがこぞってベルリンへ移ってくる理由はそれなりにあるんだなと納得。
ロンドンって大都会だけど、どこかこじんまりしてて、気品もあって、嫌いじゃないです。ここに住みたいか?って訊かれたら、安定した収入があるなら住んでもいいかな〜って、言う分にはタダだからね。でもフリーランス職業の人には本当辛いわ。