旅行で限られた時間を行きあたりばったりの散歩に使うのはとっても贅沢なこと。ましてやニューヨークのような観光都市で、こうでもしない限り一生訪れることはないであろう道を歩くのはすごくワクワクする。
マンハッタンはどっちにしろ道が碁盤の目のようになっているのでくじ引きにはぴったり。ネットでルーレットのアプリを見つけ数値をわりだす。当たったのはハーレム。天気も良いし何が見れるのか楽しみにでかける。
当たった交差点。
交差点から遠くにハリーポッターに出てくるような建物がうっすら見える。
教会?病院?と思ったら市立大学でした。
大学を通り抜け西へ歩いて行くとブロードウェイに出た。おじさん達が日陰で涼んでる。ブロードウェイって聞くと私にはきらびやかなシアター街のイメージがすぐ浮かぶけど、こういうのどかな光景を見るとブロードウェイって長い道なんだな〜と実感する。
お腹が空いたので地元感たっぷりの南米料理屋へ。
フィリップが水を注文したら炭酸グレープジュースが出てきた (笑)。柔らかいお肉のビーフシチューとどこかほっとする味のドミニカ風スープ。人柄も味も素朴で大満足。こういうお店大好き!
更に西へ歩いて行ったら、あっという間にハドソン川に出た。
閉まる間際の教会へちらっと寄る。後で調べて分かったんだけど、このRiverside Churchは宗派に関係なくすべてのキリスト教信者の為に開かれてて、LGBTやOccupy Wall Streetを擁護したりと、かなりリベラルな教会みたい。
旅行者なので全てが散歩といえば散歩なんだけど、行きあたりばったりの散歩はここでおしまい。
ハーレム、普通に生活している人たちを垣間みれて良かった。ニューヨーク散歩、またいつかできるといいなぁ。